円形脱毛症でお悩みの女性に。~症状や治療法、ウィッグ選びについて~

多くの女性が悩んでる?円形脱毛症について

円形脱毛症でお悩みの方が日本に156万人いるといわれていることはご存知でしたか?
ワンステップでも、多くの方に円形脱毛症を含む脱毛症のお悩みでご利用いただいております。

円形脱毛症とは…

円形や楕円形の脱毛が起こり、小さい範囲から大きな範囲まで、毛が脱落して無くなってしまう症状のことをいいます。
自覚症状が無いことが多く周囲の人に指摘され、初めて本人が気付くケースも少なくありません。

       

なぜ円形脱毛症になってしまうの?

円形脱毛症の原因は成長期の毛根が一様に、リンパ球による炎症で壊されてしまうことといわれています。
どうして、自分のリンパ球が自分の毛根を攻撃してしまうのか、その理由は完全にはわかっていませんが、一種の自己免疫病だと考えられています。円形脱毛症の患者さんの約2割は、精神的ストレスがあったときに脱毛が始まっているとのことですが、残りの8割の人は関係なく始まっているそうです。

           

円形脱毛症にはどんな種類がある?

多くの方がご存知かと思いますが、円形脱毛症はいくつかのタイプに分類されます。
今回はその中でも3つご紹介します。

●単発型円形脱毛症
頭髪に円形または楕円形の脱毛部分が1箇所出てきます。
円形脱毛症の中で最も多い症状です。
自然に治癒していく可能性が高い症状といわれています。

●多発型円形脱毛症
単発型が進行して、頭髪の数箇所で脱毛が多発的に起こります。脱毛範囲が大きくなることもあり、一度治っても繰り返す可能性があります。

●全頭型円形脱毛症
多発性脱毛症が進行して頭髪が全て抜けてしまう症状です。
治りが悪く、治療には長い期間が必要です。

              

円形脱毛症はどこで治療するの?

円形脱毛症は多くの方が皮膚科やクリニック、大学病院で治療されており、患者さんごとに脱毛の状態や経過を考慮して治療法が選択されます。

円形脱毛症が始まったばかりの場合や小範囲しか脱毛していない場合は、ステロイド(炎症を抑える効果がある)や塩化カルプロニウム(皮膚の血管を拡張して血流をよくする働きがある)などの外用療法や内服療法があります。

脱毛範囲が広い場合や1年以上続いている場合は、冷凍療法や紫外線療法(どちらも頭皮に刺激を与えて発毛を促進させる治療法)や局所免疫療法(人工的に頭皮に一種の弱いかぶれを起こし、免疫機能の矛先を変えて発毛を促進させるという治療法)などが適応となります。

全頭脱毛などの脱毛範囲が頭全体に及ぶ場合はステロイドの服薬治療を行うことがあります。
ステロイドは軽度の脱毛では外用で治療に使われますが、難治な患者さんには、外用のみの治療では効果が薄いとのこと。ステロイドを内服すると難治の場合もかなり効くことがありますが、長期間続けると糖尿病などいろいろな副作用が起きるため、服用期間は2~3か月に限られて行われます。服用を中止すると再発してしまうこともあるそうです。

           

どんなウィッグがいいの?医療用ウィッグって?

ワンステップでは様々な症状のお客様と長年寄り添ってきました。
治療法もそれぞれ違うのと同じで、ウィッグも症状や進行具合、ライフスタイルによって選び方が変わってきます。

例えば、単発脱毛症だから部分ウィッグで十分な場合もあれば、脱毛の進行が早く、部分ウィッグでは不安なためフルウィッグを選ぶ場合もあります。また、治療で敏感になっている肌にも安心なウィッグが欲しい方、ウィッグを着用していてもスポーツを楽しみたいという方など、一人一人の悩みや希望は様々です。実際の症状だけを見てウィッグを選ぶと、お客様のご希望を叶えられないかもしれません。

ウィッグを選ぶ1番のポイントはお客様のなりたい自分に近づける事。どうなりたいかという思いを大切にして、1人で悩まず一緒に最適なウィッグを選びましょう。

現在お悩みの方は、『髪の悩みをご相談できる場所』としてお気軽にご利用くださいませ。
ウィッグが必要かどうかわからない方もどうぞお気軽にご相談ください。


肌に優しい
天然繊維の医療用ウィッグも

医療用ウィッグのベース生地(裏地)で主流の化学繊維は、着けている間、チクチクしたり硬い生地で擦れて炎症が起きたりといった肌ストレスが生じます。
ワンステップでは、着用中の肌ストレスゼロを目指して、2021年10月に全てのウィッグはベース生地(裏地)を天然繊維となりました。脱毛した敏感な頭皮を優しく包み込むオーガニックコットンと、軽くて薄い天然の調湿機能が魅力のシルクで作られたベース生地は、着けていることを忘れるほどの心地よさです。

また、最近ではコロナの後遺症などによる脱毛でご相談に来られるお客様も増えてきました。
肌に優しい天然繊維を使用したベース生地のウィッグをはじめ部分的にカバーするウィッグなど、専門の知識を持ったスタイリストが対応しますので安心してご相談くださいませ。

次回コラムでもご紹介します。